飯野賢治著( @kenjieno )「息子へ。」購入できました。 |
22:21 |
最近ほんとに気軽に返事をくださる飯野賢治さんの「息子へ。」という原子力発電を中心に考えた本を購入。
ちなみに自分が働くスーパーの本屋で
「あのー、飯野賢治さんが書いた『
息子へ』って本を探しているのですが」
と尋ねたら
「あ、これですか?」
と
「息子よ。 真実のパク・ヨンハ」という本を持ってこられて
「ちがいますよねー、そうですよねーはははははははははははははははははは」
と気まずい雰囲気になったのは内緒だ。ただ美人さんだったから許す。
へ?美人だと許すの?
そうだよ、なんか文句あっかっ!
今日は本当はお休みなので店に行く前に数件本屋に寄るもあえなく売り切れ。おお、結構売れてるんだなぁ(失礼)と本屋で聞いてみると
「ええ、飯野さんの本だからゲームコーナーに積んでみたらまったく動かず、やはり震災関連においたら一日で完売しちゃいまして。今注文待ちですね」と。
うむむ・・・どうしても本は本屋で買いたい性分なので、以前「
梅佳代写真集事件」で笑いをくれた書店へ。
カウンターのキリッとしたショートカットのメガネおねーちゃんに(今度はヘコタレナイぞっ! )と意気込んで
「あのー飯野賢治さんの息子へって本ありますか?」
そう聞くと即答で
「ありますよ(キラン)」
おお、なんだかメガネが光った気がするっ!いきなり目の前のPCをカタカタと打ち出して
「こちらですね。在庫はあと一冊ありますのでお待ちください」
そういい残すとダッシュで飛んでいって棚からサッと探してきて「ハイっ!」と手渡してくれた。すばやいっすねーっとつぶやくと「この本、たくさん仕入れようといったの私なんですよ」「いい本です」「気に入りますよ」と矢継ぎ早にしゃべりだして、まだ買うとも言ってないのにレジへ(笑)
「よかったですねー、最後の初版本です」
ああ、この子は初版本の良さをしっている子だ。
良い子だ!(笑)
そしてやっと手元へ。
この「息子へ。」という本は飯野さんのブログeno blogの
「息子へ」というエントリーを加筆して書籍化したものなんだけれども、幻冬舎という出版社から発売になっている。ちなみに幻冬舎というと飯野さんの「
レッドブック ワルツの雨」という
絶対3回は読んでしまうという怪作?自分は名作と思っているけど…を発売した出版社なのである。
内容はとりあえず飯野さんのブログを読んでもらった方がいい。どう感じるか、そしてどう思うか。
僕は10年後、20年後でも安心して青森の甘エビとホタテを腹いっぱい食べたい。
まあるいこの地球を現状維持、もしくはもっといい形で息子や娘に渡したい。
よくある「答えは丸投げ、あなたの心の中にあるっ!」的な本ではなくしっかりとした答えと考え方がある、でも押し付けるのではなく未来のゴールを示している本じゃないかと思う。どんな道筋でもいい、決まった目標のゴールがあればどんな回り道をしても(ただ、道は踏み外してはイケナイ)いい方向には向かうんじゃないかな?
こういう本はすぐに子供にも読ませてあげたいが、せっかくの初版本だとイタズラしたくなるのが本音で。
もしこれが飯野さんのサインなんかがあればわざと息子の名前でサインをしてもらって、おれが死ぬまで内緒で保管しといてもらって。自分が死んだ後に遺品の中から出てきてパラパラ見たら息子の自分の名前でサインしてある本がでてきたらビックリしない?(笑)
息子には、コレを当時の大人が読んで大人たちがこの時点からどう変わった?を俺らが死んでから採点してほしいかも知れない。
だからこれから俺達は子供達から高得点をもらえる行動や選択をしよう。
ちなみにこの本の印税はすべて日本赤十字社を通して東日本大震災の義捐金になります。